- 当地方は梅産業が盛んで、いろいろな梅干の加工機械を作ってまいりました。
下記の機械は、今まで製作させて頂きました食品製造機械の一例です。
梅肉混合撹拌機(2tタイプ)
梅肉混合撹拌機(4tタイプ)
- 梅肉パルパー機などで裏ごしされた梅肉と調味料等を、均一に混ぜ合わせる混合撹拌機です。
下部に排出口を設け、排出はスクリュウ排出,ナイフゲートバルブ等を取り付けた自然排出,ポンプ等を取り付けた吸引排出などがあります。
混合撹拌についてはインバーターを内蔵して、タイマーにより自動で正転・逆転する為に、均一に混合できます。
又、梅肉ミンチ機と併用して循環さす事で、より細かく混合された梅肉が出来ます。
梅肉ミンチ機
- 梅肉パルパー機で裏ごしされた梅肉を、さらになめらかに加工するミンチ機です。
先端部分(排出部分)にフィルター(0.6㎜φ~2.0㎜φ)を取付け、切断刃物を回転させながら(切断しながら)梅肉を押し出していく構造になっています。
作業終了後は、排出口先端部分がネジになっていますので回せば外れ、中のスクリュ,切断刃物も簡単に取り出して、清掃する事が可能です。
ハーフカットコンベア (実用新案登録 第3199784号)
種を抜いた梅干をベルト上に載せて、コンベアを動かしながら半分に切断し排出されるコンベアです。
回転刃物には駆動装置が無く、ベルトと刃物の摩擦で刃物が回転する構造となっています。 (実用新案登録 第3199784号)
ベルトは、まな板ベルト(刃物用ベルト)を使用し、清掃する場合はワンタッチで取外しが出来る構造となっています。
梅肉パルパー機 (梅干裏ごし機)
- 梅干を投入して、メッシュの中で高速回転させる事で、種と果肉に分離する裏ごし機です。
メッシュサイズ(裏ごし穴サイズ)は、1.2φ~2.5φまで製作可能で、果肉の粒度を調整できます。
梅干洗浄機
梅干の塩を抜いたり異物除去の為に、梅干を洗浄するコンベアです。
槽内に曝気ノズルを配置して、エアーブローにて梅干を洗浄し、コンベアで排出する構造となっています。
排水についても、簡易ろ過循環装置を設置すれば、節水も可能です。
梅干種抜きコンベア
梅干など種が入った果肉から、種を抜くことが出来るコンベアです。
電動シリンダーを使えば、コンプレッサーなどのエアー源が無くても、簡単に種を抜くことが出来ます。
投入方向と排出方向が反対方向に配置しているので、種抜き設備のライン化が可能です。
焼き目付けコンベア
- 乾燥させた種を抜いた梅干に、○とか□模様の焼き目を付けるコンベアです。
紫蘇,高菜ほぐし機
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- 紫蘇や高菜などの漬物は、調味液につけた後は塊になっています。その塊をほぐす機械です。
連続式煮釜
- U型タンクにスクリュコンベアを内蔵し、下部より蒸気を供給する事で連続して商品を煮る事が出来る煮釜です。